35歳・妻子持ちが、まったり海外バックパッカー風味に一人旅に行く事になった理由。行ける理由。行きたくない理由。結局行く理由。

2015年夏のバックパッカー旅行・マレーシア・タイ・ラオス

今回、旅と呼ぶには短い期間ではあるが、海外にひとりで旅に出ることにした。

旅に出る。
いい響きだ。

実に。

とはいえ、所詮たかだか2週間くらいのもんではありますけれどもね。

まったり行き当たりばったりの旅行してこようと思います。

 

で、なぜそんなことになったのかというと、いくつもの要素があって。という事になります。

時間が出来た、いや作った

タイトルにも書きましたが、わたくし子供がおりますので、普通に考えたら、妻子持ちが一人で海外に行くなんてことはあまりないと思います。いわゆる「あり得ない」行為といっても過言ではないでしょう。

僕も無理だと思っていました。決めつけていました。

そりゃあね。もっと子供が大きくなってある程度、放っておいても大丈夫な年齢になったら、自由気ままな旅行でもしてみたいなぁとかはありましたけど。

ところが今回、仕事が変わるタイミングで有給休暇を消化することができることになり、その期間で。ということなのです。基本的にね。

ちなみに、この有給は主張してゲットした。よく有給休暇を使わせてもらえないとかっていう話は聞くが、言うだけ言う、言うべきことは言うという姿勢はやはり大切なだなと痛感した。だって自分が得たいものがあるなら言わないとね。つってもじゃあ、なんというか謙虚・献身・利他の心を忘れるなということではなくね。その辺のバランスはちゃんと取りましょうね。

横道それました。

が、そんじゃあ、じゃあただ休みが取れるというだけで、一人で旅行に行っていいもんかというと、家族のことを考えたらそんなことはなかなか難しいです。妻も仕事してるし。
時間があるからっつって、何してもいいわけじゃあ無いんです。

だから当初は、

いいとこ、自転車で3日間の旅行をする。とか。
いいとこ、原付きで一週間、国内を巡ってくる。とか。

それくらいはしたいなぁ。と思っていたわけです。

家族の理解

そんな思いを奥様にお話したところ「休めるなら海外行けばいいじゃん」というお言葉をいただきました。
彼女は学生時代に一人で何度も海外を旅行した経験があるので、結構プロいんですね。

だから海外にプラっと行くことが割りと普通とまではいかないけど、超特別なことではないと思っているところがあるし、あと、あんまり僕に興味も無いみたいなのでね。。。。好きにしなさいよ的なね。。。。。

でも、言われてわかったんですが、やっぱこのタイミングで行けたら行ってみたい。とどこかでおもっていたのだなと。

いいなら行ってくるわ!というかんじで、海外に旅行に行ってくることにしました。

とはいえ、ここは兼業個人事業主として、あくまでも「取材旅行」ということになります。本業の休みの間に副業の種まき業務を行うというわけです。それなりにアウトプットもしつつと思っています。

だから遊びでは無いんです。生活、生死をかけた旅となるわけです。

遊びではありません。実に。

感謝です。実に。

いや、でもやっぱり海外一人旅なんてしたくない

というわけで一旦は一人旅行・ショートタイムバックパッカーをやってくることを決めたのですが、残念ながら、簡単に一筋縄というわけにはいきません。

圧倒的に、「一人で海外に行きたくない理由」が存在します。

それは、

「家族に会えない」です。

特に娘です。

出産に立ち会ってから、里帰りを除いて、生まれてから会っていない日なんてほとんどないんです。そんな娘に会えないなんて、超最悪の極みです。

子供がうまれたことで、僕の生まれてきた理由がやっとわかったと思っているくらい、というか実際そう思っているっぷりに愛している娘に会えないなんて言うのはね、つらすぎます。

だから、やっぱ辞めようかなと。一人で海外なんてのは独身の間にやっておくもんなんだよね。そういえばね。そうようね。アホらし。ハハハ。ハハッ。と。

なんども思いました。

いつかやりたいと思っていた、todo管理ツールにも書いておいている「バックパックで一人旅」が実現できるのに、でも行きたくないんです。超いきたくねぇのよ。まじで。

この、情熱と情熱の間に挟まれ、困りまくります。

だから次に僕はこう思いました。

あ、じゃあ娘と一緒に子連れバックパッカーすりゃいいじゃん

とね。

正確に言うと、「子連れバックパッカーとかしないの?」と、旅先の選択の相談にノッてもらっていた、旅行好きの知人に言われたのよね。

「子供にもいい経験になるし、海外は子供が騒いでも皆やさしいよ。」と。

はぁーーーー。なるほどなぁ。。そうとなったら話は早いです。

娘のパスポートを取る準備、そして行き先・期間の見直しに入ります。平行してもちろん子連れバックパッカーの情報収集にも熱が入ります。

そうして気が付きます。知ります。

親が一人じゃ長期間の海外旅行は、絶対しんどい。母親と三人じゃないと無理。と。

さらには多感な4歳時、体力、メンタル、文化への適応。

疲れたら歩かなくなる。これがもっと年長のお子さんだったら、「パパのためにももう少し頑張って歩く」とかあると思いますが、多分ムリ。バックパックとサブバッグを抱えて、抱っことか肩車は死ねる。

海外にはしゃいでテンションが上がりまくって怪我とか余裕でしそう。

食事が合わなかったら徹底的に食べない。これ食べないと食べるもの無いよ!とか通用する年齢じゃない。

いや、出来ない理由とか無理な理由を並べると、そりゃあいくらでも出てきてしまうのでしょうが、これが父母ともに参加な旅だったら、都度役割をチェンジしながらとかありうるとは思うのですが、やっぱ一人で4歳時連れてというのは厳しいという結論に。

そりゃあもちろん、どうしても海外に連れて行ってやりたい!という気持ちがあれば、ガッチガチに予定を組んで移動もそこそこに。という旅行をプランすることも出来たと思う。食事も日本で食べれるモノ、子供が好きなものと親和性の高いものがたべられる国を選んでね。イタリアとかね。ピザとかパスタとかバシバシ食べると思うしね。

でもそれやらなかった。
父ちゃんは、今回は気ままに金を掛けずにぷらぷら旅行がどうしてもしたかったのだ。

そちらをとった。許せ。

でも辛いのは父なのだ。君に会えない日々は灰色だ。

はぁあああ。いきたくねぇえええ。

というわけで、やっぱり一人で旅行に行くことに。

そんなこんなの葛藤の末、「クアラルンプールからバンコクまで陸路で行って、後は現地で考える旅」というプランにしました。

実は10年前に、タイとカンボジアにぷらり旅行をしたことがありまして、それ以来のバンコクとなります。

当時は友達と3人で行ったので、言い出しっぺのくせにエアチケットは友達頼みだし、行き先も適当で2日目からほぼ沈没状態で、かろうじてアンコールワットは観に行ったという具合の旅行でした。

だから今回は色々必要な部分は調べたし、やっぱりWEBのサービスの進化を改めて感じた。。超便利な世の中ですわね。。

なので調べたことなんかもどんどんエントリーにしていきたいなと思っております。

 

今日の結論

  • 35歳の妻子持ちリーマンがこのほど転職する
  • 有給消化をゲットで時間発生
  • 家族の理解もあり
  • だけど家族と離れたくないから超嫌だけど
  • 結局プラっと東南アジアに行ってくる

続報を乞うご期待。

 

これは、ブログでたくさん見る、

  • 大学生でもなく
  • 独身者でもなく
  • カップルでもなく
  • 夫婦でもなく
  • 子連れ家族でもない
  • 老後の夫婦でもない

4歳の超かわいい娘がいるにもかかわらず、妻子を置いて、たった2週間だけど海外を旅行する、クソリーマンの旅の始まりです。

続報を乞うご期待。

いや、やっぱり行きたくない。

ではくれぐれも。

続き 今回の旅のスタートをクアラルンプールからのマレー半島縦断にした理由と目的

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