Macの「iphoto library.migratedphotolibrary」って削除OKか調べたよ
2019/05/09
Macのなかにある日突然つくられていた、「iphoto library.migratedphotolibrary」というファイルってなんなのか、削除していいのか的なエントリーです。
いやー、色々大変でした。
同じような悩みのかた、、みてみてください。
2015/4/8に公開されたOS10.10.3 Yosemiteのアップデートの一つとして、写真を管理するアプリがアップデートされました。
それ以前は「iPhoto」というアプリがMacでは標準で使用できたのをご存じの方も多いと思いますし、むしろ、
- 気がついたら「iPhoto」から「写真.app」(英語でのアプリ名は「Photo」)に変更された、
- 変更しようと思っている
- でもまだとりあえずiPhoto使ってる
という人も多いのかなと。
わたくしは、即効でYosemiteにアップデートして、「iPhoto」から「写真.app」に乗り換えました。
写真アプリの乗り換え自体はさくっといき、問題なく使えるし、動きもさくさく、見た目はiPhoneのアプリとほぼ一緒でいいなぁなんて思って使っていました。
移行のやりかたは全然難しくないので、写真アプリを起動してポチポチやってくださいね。
あるときMacの容量がむちゃくちゃ食われてる事に気がつく
そして時はながれ・・・といっても2、3ヶ月ですけども。
写真をガンガン撮影する予定があるので、ディスクの容量気にしておかないとなと思ったら。。。
空きスペースが4GBとかになっていまして。。
普段から余計なファイルは溜めないように、動画ファイルなどは外付けのHDDに逃がしているしているので、余計なムービーファイルは持たないようにしてるのですが、残4GB・・・。なぜ。
とりあえず、自宅でのブラウジングや子供の遊び道具と化している、iPad2のバックアップデータを削除。
それでもなんだか余計なデータが邪魔してるんじゃないかなと思い、アップルマークの[このMacについて]から容量確認。

Macのハードディスクの容量確認
ムービーなにこれ。。でもiPhoneとハンディカムの動画ファイルででこんなもんか。
・・・。
その他、134GB。。。これや。
というわけで、この「その他」の内容を調べて削除するべく、わざわざアプリで調べることに。
Macの容量でなんのデータが多いのかを調べるなら「Diskwave」がいいと思う
コンピュータのハードディスクの使用状況を知るためにアプリが必要
だなんて、やっぱMacは最高だな涙、、、と思いつつ、ググればでてくる「Diskwave」というのがいいと思います。
アクセスしたら右上の、version0.4.0 というところをクリックしてダウンロードしましょう。(バージョン上がってたらそれをどうぞ)
アプリを起動すると、容量の状況を把握したいディスクを選ぶことが出来ます。
これ便利です。

Discwaveで計測
スキャンに少し時間がかかりますが、左上の「Macintosh HD」というところをクリックしておくと、中身をみにいってくれてファイルやフォルダがどれくらいの容量なのかを表示してくれます。しばし待ちましょう。
見た目もFinderににてるので使いやすいです。
ファイルのソートも名前と容量で並べ替えることが出来ますので、容量の大きいところからクリックしていくようなイメージですかね。
で、
180GBと170GBてのがあるな。
ん?
「写真アプリのライブラリー」と、「iPhotoのライブラリー」カブってる??? は?
てか、そもそも
の時点で、僕のMacの容量500GB超えてるんだけど。。
画像管理のアプリをiPhotoから写真.appにしたのに、iphoto library.migratedphotolibraryてのが残っててこれが邪魔?
いや、でも500GB振り切ってるから、なんらかのエラーというかシステムの認識が噛み合ってないのかな?
ということで色々調べる。
iPhotoから写真アプリへの移行の仕様ってどうなってん
調べりゃ出てくる。
これか、
Photos.app になって、iPhoto Libraryを改変して使っているのかと思ったら、iPhoto Libraryを元にコピーしたライブラリを作成していた。外部HDDだから問題なかったけど、内部でやってたらディスクスペース足りなかった
— Tomohisa Takaoka (@tomohisa) April 17, 2015
Photos.app になって、iPhoto Libraryを改変して使っているのかと思ったら、iPhoto Libraryを元にコピーしたライブラリを作成していた。外部HDDだから問題なかったけど、内部でやってたらディスクスペース足りなかった
アホかApple。。。
だけど、調べると、
Appleの新しい写真アプリはiPhotoライブラリをTimeMachineと同様ハードリンクを使用し移行するため、ユーザーはストレージ容量を気にせず移行することが可能。
ユーザーはストレージをPhotosライブラリの容量で圧迫されることなく(厳密には設定ファイルなどがコピーされるので容量は消費しますが)iPhotoのライブラリを移行できます
いやー、どっちなのー。
こっちだと思い込んでアプデしたんだけどなぁ。
なのでもうちょい調べる。と
Apple サポートコミュニティ:migratedphotolibraryは消せる?
「iPhoto Library.photolibrary」を「写真.app」に移行すると、新たに「写真 Library.photoslibrary」が作成され、
「iPhoto Library.photolibrary」は「iPhoto Library.migratedphotolibrary」に変わり、「写真.app」では開けなく
なります。
ほう。
読んできていただきたいのですが、つまり、
・iPhotoから写真アプリに移行したら、
・iPhotoの時のライブラリーは、「migratedphotolibrary」という名前に変わります
よ。と。
で、この子は写真アプリでは使えませんと。
じゃあ、これ消していいね。。。
というか消した方がおられるようですね。
結論とすると「ABC.migratedphotolibrary」を消しても問題ありませんでした。
ただHDDの残量確保の為に消去したのですが、結局空き容量は殆ど増えませんでした。
よし消そう。
iPhoto Library.migratedphotolibraryを削除しよう
と思ったけど、一応外付けHDDに「iPhoto Library.migratedphotolibrary」をコピー。。
なんせ、一番最悪なのは、このiPhotoで使っていたであろう現在不要と思われるライブラリーを削除したら、写真appで使うはずだった写真も全部さようなら。。。なので、これだけは避けたい。
じゃボタン押しますよ
現在「34.39GB」の空き。。
削除して、ゴミ箱を空にすると・・・。
はい、いま押しました。。。めっちゃ時間かかってる。
終わった。空き容量、「69.45GB」。
約、35GB空いた。うーん。170GBって表示されてたんだけどなぁ。
何なんだろうか。
多分、余計にコピーされたファイルと、ライブラリーをまたいでなんかこう、一つのファイルなのに、2つのライブラリーにカウントされてしまっていたとかそんな感じなのでしょうか。
そして、写真.appの写真もロストしてないっぽいので、まぁよしということにしましょう。
仕上げにMacの状況を確認
で、一応Appleボタンの「このMacについて」から確認してみましょうかね。っと
ビフォー
アフター
はい??
え??
「その他」が、なんか増加してるじゃん!!!!!!!!
なにこれ。。。。
そして「写真」めっちゃ減ってる。
でも、ある。写真自体のデータはあるのだ。
ということは、やっぱ写真データが「写真」に類するデータとして認識されていないのかな。。
まぁこのへんはOSやアプリのアップデートで勝手に見直されることを望みます。
どうでしょうか。お役に立ちそうですか?
結構調べるの大変でしたこれ。。
で、iphoto library.migratedphotolibraryは消していいのか?
結論:iPhotoから「写真.app」への移行に伴って発生する「iphoto library.migratedphotolibrary」は消しても良さげ。(自己責任でおねがいしますね。)
以上。くれぐれも。エンジョイMac。
ちなみにちゃんとTime Machineでバックアップとってますかね。
Macの写真.appに保存しているからOKてことはないのでちゃんと専用のハードディスク買ってMacごとバックアップは必須ですよ。
僕はハードディスクコレにしてます。2TBよ。2テラ。
買ったときよりめっちゃ安くなってる。。。ポータブルハードディスクだから衝撃にも多少強いんだろうなということでこちら導入しております。バックアップ専用機だったら、読み書きの速さとか気にならない。
クラウドに保存するならAmazonで一択です
個人的にはコレでは不安なので、AmazonPrimeの会員だったら無料・無制限で写真をクラウドに保存できるのでもちろん使っています。
コレね。
Primeは音楽聞けるし、映画見れるし、写真保存し放題なので本当に重宝しますよ。
ご参考になりましたらぜひシェアを!これで悩んでる人、結構いると思うんだよなぁ。